腸内環境と健康と美容の、切っても切り離せない関係

「腸内環境」と「健康、美容」というと一見関係がないように思いますが、実は密接に関係しているのです。

以下では、腸内環境が人間の健康や美容の向上にどれぐらい影響があるかを考えていきたいと思います。

そもそも腸内環境とは?

腸内環境は大腸の状態と考えていただいて差し支えありません。この大腸の状態とはいったい何なのでしょうか。

食べ物を食べるとまず口の中で唾液によって第一段階の消化が行われ、胃や小腸においてもそれぞれの機能が働いて、次第にドロドロの液体のようなものになって大腸に到達します。

大腸は、このドロドロのものから水分を吸収して最後は便を作り体外に排出されるのです。

大腸の内部にはさまざまな細菌がいるのですが、これらがたくさん集まって腸壁に広がっている様子から「腸内フローラ」と呼ばれることがあります。

菌にはいくつか種類があり、それぞれ「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」と呼ばれます。

これらが腸内においてバランスを保って存在していると「腸内環境がいい状態」になっていると判断されます。

「腸内環境がいい状態」でありますと、便秘や下痢になりにくいです。また肌が乾燥したり荒れるなどの肌荒れも起こりにくくなります。

さらに、腸内環境がいいと、便のにおいなどが気になることも少なくなりますし、新陳代謝がよくなって体調もよくなります。

逆に腸内環境が悪くなりますと、これは腸内の悪玉菌が増加している状態になりますので、有害物質が生み出されそれが全身にまわって体調が悪くなる原因にもなります。

原因のよくわからない、頭痛、肩こり、冷え性、全身の倦怠感などは、もしかしたら腸内環境の悪化の結果かもしれません。

また、腸の働き自体が悪くなりますので、無理やり栄養を吸収しようとするため、結果として過剰な栄養を吸収して肥満につながってしまうということもあり得ます。

脂肪が付きやすくなってしまうわけです。

皮下脂肪はもちろんのこと生活習慣病にかかわりが深いとされる内臓脂肪もたくさんついてしまうことにつなります。

腸が正常に働き、老廃物の体外への排出がスムーズにはたらいていれば、それはデトックスの観点からも一番望ましい状態が保たれているといえるのです。

有害物質が、全身にまわってしまうか便として排出されるか、想像していただければ差が歴然としているのがお分かりいただけると思います。

あまりご存じないかもしれないですが、腸は脳内の神経と密接につながっています。具体的には感覚や運動をつかさどる「迷走神経」という神経です。

これは何を意味するかということですが、腸内環境を整えるということは、自分の健康をコントロールすることにつながるということなのです。

逆にコントロールが不能になってしまうと有害物質が全身にいきわたってしまうので、最悪の場合大腸がんなどのきっかけになってしまうことにもなるのです。

腸内環境を改善するには?

腸内環境をいい状態に保つことの重要性がおわかりいただけたでしょうか。

具体的には腸内の「善玉菌」を増やすことを心がけることが重要です。

まず、食生活の改善についてです。

バランスよくいろいろな栄養素を摂っていただきたいのですが、それに付け加えて「善玉菌」の増加につながるような食事を心がけていただきたいと思います。

たとえば味噌、ヨーグルトなどは乳酸菌という善玉菌を多く含んでいます。このような食べ物を積極的に摂っていただきたいです。

さらにいいますと、オリゴ糖や食物繊維は善玉菌を増やすのに効果的です。

特に食物繊維については、水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維がありますが、善玉菌を増やすことを考えますと両方をバランスよく摂取してください。

特に水溶性の食物繊維は腸を保護する働きを持っていますので、特に意識して摂取していただきたいです。

大腸は消化器官ではありますが、想像以上に人間の健康と美容に関わっていることがお分かりいただけたでしょうか。

腸内環境を意識した食事や普段の生活を心がけることで、健康と美容をを自分の意思で手に入れることを目指していただければと思います。

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